視神経脊髄炎(NMOSD)において、1型インターフェロン(IFN-1)シグネチャーの重要性が注目されている。我々は、PBMCを用いてNMOSD由来のcfDNAによるIFN-1誘導を見出した。DNase処理、cGAS阻害剤、Toll9アンタゴニストはIFN-1産生を抑制した。NMOSD患者のcfDNAのDNAメチル化パターンから、cfDNAの主な細胞源は好中球であることが示された。さらに、NMOSD由来の血清でNETosis誘導の増強が観察され、ジピリダモールで阻害された。NMOSDのIFN-1 シグネーチャーは好中球から主に放出されるcfDNAにより誘導されることが明らかになった。
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