研究課題/領域番号 |
20K07775
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分51030:病態神経科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
Raveney Benjamin 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 免疫研究部, 科研費研究員 (70795385)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | Autoimmune disease / multiple sclerosis / neuroinflammation |
研究成果の概要 |
多発性硬化症(MS)は免疫細胞が脳内や脊髄内に侵入して活性化し、自己組織を損傷することにより発症し神経障害を起こす。我々はこれまでに、Eomes+ Th cellsという新型リンパ球が慢性的MSに関連することをマウスモデルにおいて見いだした。本研究ではEomes+ Th cellsの増加が二次進行型MS(SPMS)患者の病状悪化と相関することを発見し、Eomes+ Th cellsの測定がSPMSの診断と病気の状態を示すバイオマーカーとして有用であることを明らかにした。さらに、Eomes+ Th cellsを標的としたSPMSの新しい治療法が有効である可能性を示した。
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自由記述の分野 |
Autoimmune disease
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
This study provides new information about a type of damage-associated T cells in autoimmune disease. This will aid future study of the process involving these cells and increase understanding of cellular immunology in diseased tissues as well as providing new biomarkers and targets for treatment.
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