研究課題/領域番号 |
20K07788
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022-2023) 大阪市立大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
日野 雅之 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 教授 (50244637)
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研究分担者 |
中前 博久 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (30364003)
幕内 陽介 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 病院講師 (70881176)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 造血幹細胞移植 / 移植後シクロホスファミド / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
移植後シクロホスファミド(PTCy)を用いたハプロ移植は難治性造血器悪性腫瘍に対して有用であった。同種造血幹細胞移植後の予後に影響するバイオマーカーを検討したところ、PTCyハプロ移植においてドナーNK細胞の活性化受容体NKG2D遺伝子多型ではrs1049174CCドナーからの移植で再発/進行は低値であった。移植前NT-proBNPとBNPの上昇は全生存率低下および非再発死亡上昇に関連していた。AML/MDS患者で移植前超音波検査による肝指数/身長比率が非寛解患者で再発に関連していた。機械学習を用いた患者様個別の同種造血細胞移植予後計算アプリケーションを公開中である。
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自由記述の分野 |
血液内科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
同種造血幹細胞移植前及び移植後のバイオマーカーを測定することで、合併症や移植予後の予測が可能となり、移植適応、移植ソース、移植方法の変更、早期の合併症対応により、移植成績の向上、患者QOLの改善、医療費の削減などに貢献できる可能性がある。
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