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2023 年度 研究成果報告書

低酸素誘導分子に着目した糖尿病性腎臓病機序解明-SGLT2阻害からのアプローチ

研究課題

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研究課題/領域番号 20K07797
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52010:内科学一般関連
研究機関国立研究開発法人国立循環器病研究センター

研究代表者

槇野 久士  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医長 (80399609)

研究分担者 細田 洋司  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 客員研究員 (40359807)
笠原 正登  奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (50393351)
冨田 努  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 客員研究員 (50402897)
孫 徹  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, オープンイノベーションセンター, 室長 (60572287)
吉原 史樹  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 部長 (70393220)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード糖尿病性腎臓病 / 低酸素障害
研究成果の概要

本研究は微量アルブミン尿期の糖尿病性腎臓病(diabetic kidney disease; DKD)を対象にSGLT2阻害薬を用いた介入により、尿アルブミン排泄の変化、低酸素誘導因子の変化を明らかにすることにより、DKDの初期の腎低酸素の意義を明らかにするものである。被験者集団はプラセボ群で年齢70.3±9.5歳、HbA1c7.20±0.82%、エンパグリフロジン群で年齢71.0±8.1歳、HbA1c7.01±0.68%と2群間で差はなかった。今後尿アルブミン排泄量、低酸素誘導分子の変化を明らかにし、尿サンプルのエクソソーム解析を行ない、新規の糖尿病性腎臓病進展関連因子の解析を行なっていく。

自由記述の分野

内分泌・代謝学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究においてDKD進展における特に低酸素状態に伴う進展因子を明らかにする。このことによりSGLT2阻害薬のDKD改善メカニズムを明らかにし、さらにDKDの新たな治療ターゲットの同定、DKD進展ハイリスク集団の同定につながる早期DKDバイオマーカーの開発へとつなげる。SGLT2阻害薬のDKD進展抑制を腎低酸素障害の観点から尿エクソソーム解析した研究はこれまでなく、本研究の知見によりDKDによる透析導入患者の減少にむけた新たな診断、治療法の開発を可能とする。

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公開日: 2025-01-30  

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