Vulnerable高齢食道扁平上皮癌患者に対する標準治療の確立

2020 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 20K07833
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 平田 賢郎 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (40570932)
• 研究期間 (年度): 2020-04-01 – 2023-03-31
• キーワード: 食道癌

研究実績の概要

3年計画の本課題において、令和元年10月4日より第1相試験の結果に基づき試験レジメンをPTX 50mg/m2 +RT 60Gy/30Frとした第2相試験を開始した。現在全国12施設にて試験が進行中であり、予定登録数が44例のところ、令和3年3月31日時点で16例の登録が行われている。重篤な有害事象はこれまで報告されていない。登録期間は令和5年10月3日までであり、引き続きブーストアップミーティングの開催などでの登録促進を図っていく。

現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

4年間で44例の登録を目指している本研究であるが、1年半で16例の登録が得られており、概ね順調に進展していると考えられる。

今後の研究の推進方策

実地会議のみでなく、リモート会議なども駆使しながら、積極的に登録のブーストアップを図っていく。