研究成果の概要 |
パーキンソン病家系の原因遺伝子単離に向けて3名の発症者から、Whole Exome Sequencingを行い,46種類の遺伝子が候補となった。常染色体優性遺伝形式の家族性パーキンソン病のDNA144名を抽出し追加解析を行い,内6つの遺伝子が候補(FSD1,CDRT15L2,AP2A2, TALDO1, SLC22A3, FBLN2)となったが,いずれも病的変異は認めなかった。次にWhole Genome Sequencingでも変異を絞り込めなかった。構造多型も考え,横浜市立大学遺伝学教室と共同研究を開始し、Long Read Sequencingを施行し,候補遺伝子の絞り込みを行っている。
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