研究課題/領域番号 |
20K07919
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
吉原 雄二郎 京都大学, 医学研究科, 助教 (00529464)
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研究分担者 |
浦山 慎一 京都大学, 医学研究科, 研究員 (10270729)
岡田 知久 京都大学, 医学研究科, 准教授 (30321607)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 統合失調症 / スペクトロスコピー / グルタチオン / グルタミン酸 |
研究実績の概要 |
京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部附属病院・医の倫理委員会に倫理申請を行った。コロナ禍の影響もあり、患者・健常者の募集が順調に実行されないことを想定し、当初の予定のfMRSは、研究計画から除外することとした。 また、研究内容について、再度検討を行った。令和4年度より当初予定していたマルチボクセルのMRSIの実施は、Sequenceの入手が困難なために断念した。そこで、7T MRIを用いたシングルボクセルのMRSが可能なことより、前部帯状回、両側視床、右側側頭頭頂接合部を関心領域として実施を開始した。Sequenceは、SPECIALを使用し、高精度にGABAとグルタミン酸、GSHの測定が可能となっている。令和4年3月末までに統合失調症患者10名、健常者10名の撮像・心理検査を実施した。当初の予定通り、進行していないため、2年延長をしている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
MRSIのシークエンスの取得が困難であり、シングルボクセルでのMRSに計画変更を行ったこと、また、コロナ禍により、被験者のリクルート等に困難を来した。
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今後の研究の推進方策 |
シングルボクセルでの統合失調症患者、健常者のリクルート、撮像・心理検査の実施を順次、進めていく方針である。2024年12月までに統合失調症患者30人、健常者30人のデータ収集を目標とする。
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次年度使用額が生じた理由 |
当初の予定通り、研究計画が実行されなかったため、期間を1年延期し、次年度に7T MRI使用料、研究謝金に使用していく予定である。
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