研究課題/領域番号 |
20K07946
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
山形 弘隆 山口大学, 医学部, 特別医学研究員 (10549934)
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研究分担者 |
關 友恵 山口大学, 医学部, 特別医学研究員 (50821865)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | うつ病 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
レクチンを用いて、健常者およびうつ病患者の血漿タンパク質のプルダウンアッセイを行い、サンプルを電気泳動後に銀染色を行ったところ、4本のバンドが健常者と比較してうつ病患者で変化していることを発見した。これらのバンドを切り出し、質量分析を行ったところ、2つの糖タンパク質が有力な候補として同定された。このうち、1つのタンパク質については、ウェスタンブロットでもうつ病患者における変化が確認できた。
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自由記述の分野 |
精神科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
うつ病の診断は、ICD10やDSM-5のような症状の組み合わせから判断する操作的診断法しかない。そのため、客観的で簡便なバイオマーカーの発見が切に望まれている。うつ病診断のための血漿バイオマーカーが同定されることで、プライマリーケア等でうつ病診断が容易かつ客観的に行えるようになる。血液検査でうつ病診断や他の精神疾患が鑑別できるようになれば、薬剤選択が容易となり、治療期間短縮が見込まれる。
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