研究課題/領域番号 |
20K07952
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
田ヶ谷 浩邦 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (50342928)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 色覚検査のタブレット端末への移植 / 新型コロナウイルス感染持続による睡眠への影響 / 新型コロナウイルス感染持続による生活の質への影響 |
研究実績の概要 |
この研究では,対面調査で色覚検査を行うことが必須となる.新型コロナウイルス感染拡大により,令和2年度は調査を行うことができなかった.また,大学でのリモート講義導入・運用に,エフォートのほとんどを振り向けることとなった. 令和3年度に入り,新型コロナウイルス感染は持続していたものの,徐々に対面調査を行う環境が整いつつあった.しかし,6月14日に研究代表者が解離性大動脈とこれによる心タンポナーデを発症し,弓部大動脈を人工血管に置換する緊急手術を受けた.胸部から腹部にかけての大動脈にも解離があり,将来破裂する可能性があるため,8月5日に経カテーテルで,大動脈内側に人工血管とステントを設置する2回目の手術を受けた.手術,薬物療法により,8月末まで在宅勤務でリハビリテーションを行い,9月より徐々に出勤したが,体力の低下は明らかで,教育業務も軽減が必要であった.このため,この研究のための調査を開始することができなかった.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
対面調査が必須であったが,令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大により対面調査が行えなかった.教育業務でもリモート対応の必要があり,エフォートのほとんどを教育業務に振り向けざるを得なかった. 令和3年度は研究責任者の病気(大動脈解離のため2回の手術,入院,その後のリハビリテーション)のため,教育業務も軽減せざるを得ず,調査を開始することができなかった.
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度後半に体力回復に努め,ようやくこの研究にエフォートを振り向けることができるようになったため,令和4年度から本格的に調査を開始する.
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次年度使用額が生じた理由 |
前記の通り,令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大により対面調査が行えなかった.令和3年度は研究責任者の病気・手術・リハビリテーションにより調査が行えなかった.令和4年度より調査を本格的に開始する.
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