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2023 年度 実施状況報告書

親のメンタルヘルスリテラシー向上を目指した家庭用がん教育教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K07963
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

竹内 崇  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (70345289)

研究分担者 宮島 美穂  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (70616177)
市倉 加奈子  北里大学, 医療衛生学部, 准教授 (00769044)
松島 英介  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 非常勤講師 (50242186)
千葉 宏毅  北里大学, 医学部, 講師 (90713587)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワードテキストマイニング / 疾病概念 / ヘルスリテラシー / がん教育
研究実績の概要

本年は教科書のテキスト分析を中心に進めた。2021年度の小中学校の国語・道徳の教科書における死、病気に関する表現について、KH-Corderを用いた量的・質的分析を行った。死の分析に関してはほぼ完了した。その結果、死の表現に関して、学年が上がるにつれて、ノンフィクション、「人」の死、直接的な死の表現が増える、中学では代替物による間接的な死の表現や周囲の視点で語られる死が増える、がんと死についての描写は小学校中学年(3年、5年)で多い、感情的な表現、ノンフィクション、比喩的な表現が多い、といった特徴が明らかとなった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

今年度中は良好な進捗が得られたものの、初年度~4年度目における新型コロナウィルスの感染拡大の影響による計画の再検討や変更等により全体の進捗は遅延している。

今後の研究の推進方策

教科書のテキスト分析に関しては、死の表現についての分析結果を論文として成果発表する。また病気の表現についての分析を進める。小中高校の読書感想文課題図書にも対象を広げ分析中である。またこれらの結果に基づくがん教育の教材の作成も行う。

次年度使用額が生じた理由

主に新型コロナウィルスの影響による進捗の遅延に伴い、予定していた旅費や調査費用等を使用しなかった。繰り越した予算は来年度の調査や成果発表に使用する。

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公開日: 2024-12-25  

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