研究分担者 |
中川 基生 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (60590982)
富田 夏夫 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (60643781)
荒井 信行 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (60834885)
河合 辰哉 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (70597822)
菅 博人 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (80789305)
小澤 良之 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90569005)
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研究実績の概要 |
これまで集積した患者データ、画像を検討、解析した。結果は下記の通りである。19患者(男性4名、女性15名、年齢中央値46歳(20ー73歳))の21病変の肺動静脈奇形に対しコイル塞栓術が施行された。 その術前に造影time-resolved magnetic resonance angiography(TR-MRA)および非造影MRAが撮影された。非造影MRAの有用性を造影TR-MRAと比較し、病変描出能、画質を検討した。画質については5-point Likert scale (1 = poor, 2 = fair, 3 = moderate, 4 = good, 5 = excellent)を使用した。 肺動静脈奇形のfeederのサイズは、中央値3.5mm(2.3―5.7)。Sacのサイズは、中央値7.8mm(4.1―12.5)であった。病変描出能は非造影MRA、造影TR-MRAともに100%であった。画質の評価スコアは、非造影MRA(3.2 ± 1.2)は造影TR-MRA (4.9 ± 0.3)よりも有意に低かった(P<0.0001)。 今回の研究の初期経験は、第8回日本HHT研究会および16th Annual Scientific Meeting of Asia Pacific Society of Cardiovascular and Interventional Radiologyで発表した。さらにMagnetic Resonance Imagingに投稿し、掲載された。
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