研究課題
試験的に山口大学医学部附属病院で撮影した通常のCTと我々が日常臨床で撮影する別施設で撮影されたFDG-PET画像を融合させたところ、正確な位置合わせが出来ていない可能性が指摘された。その理由として、施設が異なる点、CTは吸気時に撮影するがPETは呼気時に撮影することが正確な画像の位置合わせが出来ない理由として考えられた。そのため、本来行うべくPRM-CT法(parametric response map-CT)では吸気・呼気でのCT撮影が必要となり、より厳密に画像の位置合わせを行うためにPETを撮影する際に同時に吸気・呼気CTを撮影するよう方針が変更された。また既に研究分担者の平野靖氏らによる通常のCTと重量補正を行ったFDG-PET画像との融合画像を集積したデータ解析症例66例(気腫症例21例、気腫+肺癌合併COPD25例、健常者20例)を検討した結果については現在更なるデータ解析を行い、今後投稿予定である。
3: やや遅れている
CTとPETが当初別施設で撮影する予定であったが、画像を正確に融合させるために同一施設で撮影を行う必要性があり、倫理審査委員会の変更申請を行ったため、症例の蓄積が遅れている。
2021年度は症例の蓄積を確実に行っていく。早急に症例蓄積を行い、画像解析、肺機能検査等の横断的データの解析を行う予定である。
計画に遅れが生じているため。次年度は、研究実績の概要通り、症例蓄積、画像解析、肺機能検査等の横断的データの解析等に係る経費を使用予定である。
すべて 2021 2020
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件、 オープンアクセス 11件) 学会発表 (16件) 図書 (2件)
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