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2022 年度 研究成果報告書

心サルコイドーシスの個別化診療に向けたMRIとPET統合テクスチャ解析法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K08042
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関自治医科大学

研究代表者

真鍋 徳子  自治医科大学, 医学部, 教授 (70463742)

研究分担者 大平 洋  北海道大学, 大学病院, 助教 (20528301)
平田 健司  北海道大学, 医学研究院, 准教授 (30431365)
真鍋 治  自治医科大学, 医学部, 准教授 (40443957)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード心臓サルコイドーシス / 心臓MRI / FDG PET / 定量評価
研究成果の概要

心臓MRIとFDG PETはそれぞれが心臓サルコイドーシス診療ガイドラインの主徴候として、臨床で用いられているが、それぞれが独立して評価されており、二つの空間分解能も異常閾値も異なるモダリティの画像を統合するプログラム作成及びその有用性の検証は、まだ報告されていない。統合画像により、心臓サルコイドーシス活動性病変と非活動性の線維化病変の同時描出が可能となる。本研究は心臓サルコイドーシスの病態を的確に示すPETとMRI画像を最新の画像融合技術を利用して統合し、病変の特徴的な分布を定量可視化することで、病態評価、重症度判定、治療戦略のための最適な包括的評価法の確立を目指したものである。

自由記述の分野

放射線医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

心臓サルコイドーシス診療において、従来の定性的評価法ではFDGPETおよび心臓MRI所見の乖離や検者間の陽性率の不一致による、偽陽性・偽陰性といった病院間の不均衡が正診率の低下につながり、適切なタイミングで患者が治療を受けられず病変が進行してしまうことが社会的問題であった。欧米諸国に比して、日本では頻度が高い心臓サルコイドーシスによる致死性不整脈はペースメーカー植え込みといった介入を必要とし、本研究により客観的で再現性の高い解析法を確立することができれば、治療対象患者に対してより早期のステロイド投与等の介入が可能となり、致死的不整脈の予防が可能となり、結果医療費削減につながることが期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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