研究課題/領域番号 |
20K08057
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
後藤 政実 順天堂大学, 保健医療学部, 先任准教授 (30375844)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 磁気共鳴画像 / 脳萎縮 / 脳機能 / Synthetic MRI / VBM |
研究実績の概要 |
令和3年度の実施状況報告書において、『頭蓋内抽出にSy-MRI画像を利用することで、これまでの手法に比べ、抽出精度が改善すること』を証明した研究結果を報告し、その内容は学会発表と論文化予定であると報告した。今年度、その内容をタイで開催された第22回国際診療放射線技師会学術大会 (The 22nd ISRRT、2022年12月15-17)において電子ポスター発表(Goto M, et al.、Accuracy of skull stripping in a single-contrast convolutional neural-network model on eight contrast magnetic resonance images.)した。また、『Accuracy of skull stripping in a single-contrast convolutional neural-network model on eight contrast magnetic resonance images』 とういタイトルで論文作成した(Radiological Physics and Technologyで査読中)。さらに、我々の手法が、被殻抽出正確性を向上させることと、静脈分離エラーを軽減させることを証明した論文(Goto M, et al.、Acta Radiol、2023 Feb;64(2):741-750.)が掲載された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新規脳容積評価法(Sy-VBM)の構築に関連した研究結果は、実績概要欄に記載したように成果を出せている。しかし、疾患に関連した解析精度向上の評価ができていない。近年普及している深層学習とSy-MRIを組み合わせた頭蓋内領域抽出法構築は、当初予定していなかったが、脳容積解析を正確に行う前処理法として構築する必要があり、そこに時間がかかった。しかし、新たな頭蓋内領域抽出法を構築できたので、疾患群の解析を実施する準備を整えることができた。
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今後の研究の推進方策 |
疾患群の画像については既にデータ収集を終えているため、今後はその解析を実施し、疾患群と健常群との比較により、検出感度や再現性について検証を実施する。
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次年度使用額が生じた理由 |
974円を残して今年度予算を執行した。974円は、印刷用品費として使用しなかったため、次年度に印刷用品費として使用することとした。
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