研究実績の概要 |
昨年度に論文発表を行った数値シミュレーションモデルに準じた加温手法で、強度変調放射線治療による放射線療法と温熱療法の併用治療を行った前立腺がん患者の治療成績と温度因子との関連に関する論文発表を行った。 直腸腔内温度上昇を基にした温度因子と治療成績との間に関連性があり、数値シミュレーションを用いたより良好な温度分布による温熱療法の実施が、臨床的に意義がある点が明らかになった。 Intensity-Modulated Radiotherapy with Regional Hyperthermia for High-Risk Localized Prostate Carcinoma. Nakahara S, Ohguri T, Kakinouchi S, Itamura H, Morisaki T, Tani S, Yahara K, Fujimoto N. Cancers (Basel). 2022 Jan 13;14(2):400. doi: 10.3390/cancers14020400. 胆管ステント挿入例や、肥満患者の皮下脂肪を切除した場合の温度シミュレーションを行い、学会発表を行った。
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