研究課題/領域番号 |
20K08159
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
近藤 園子 香川大学, 医学部, 助教 (70437680)
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研究分担者 |
荻原 享 大阪医科薬科大学, 医学部, 准教授 (00211128)
安田 真之 香川大学, 医学部附属病院, 准教授 (00380155)
中村 信嗣 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (30437686)
日下 隆 香川大学, 医学部, 教授 (50274288)
山岡 繁夫 大阪医科薬科大学, 医学部, 助教 (90434779)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 新生仔豚 / 水素ガス / 虚血再灌流肺障害 |
研究実績の概要 |
新型コロナウイルス感染拡大の影響のため、本研究の中心的な実験機器である、水素ガスボックス作成、設置が大幅に遅れた。このため、代替案として、新生仔豚を用いて、低酸素虚血負荷後の、肺の虚血再灌流障害について、病理組織学的評価を行った。まずは、評価部位を特定するため、左右上下葉の区域別に障害を評価した。その結果、右上下葉における末梢側が障害評価としては適当と判断した。HE染色で、好中球数、出血、を評価項目として、スコアリングを行った。しかし、コントロールと負荷群で、有意差はなく、別の評価方法が必要であることが考えれた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染拡大の影響のため、本研究の中心的な実験機器である、水素ガスボックス作成、設置が大幅に遅れた。
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今後の研究の推進方策 |
コロナ感染が落ち着いてきたことから、県外からの共同研究者を招いて、研究実施が可能となることから、新生児ラットを用いた肺障害モデルを作成する予定である。本モデルを作成し、その後、水素ガス吸入による障害軽減を判定する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルス感染拡大の影響のため、本研究の中心的な実験機器である、水素ガスボックス作成、設置が大幅に遅れたため。
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