• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

川崎病の免疫グロブリン治療不応答性の予測マーカーとしての遺伝子多型

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K08203
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関信州大学

研究代表者

竹下 敏一  信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (60212023)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード川崎病 / 一塩基遺伝子多型 / IVIG不応答 / IL-2 / IL-4 / サイトカイン
研究成果の概要

川崎病の病態は全身性の血管炎と捉えられ、頻度は少ないが心臓に冠動脈瘤が形成される。我々は免疫グロブリン療法に抵抗性を示した患者の遺伝子多型を解析し、Jun、Smurf2、PMAIP1、NCK1、WNT2、BCAN、MAPK9、ANGPTL4の遺伝子座において、病態に関連する低頻度一塩基遺伝子多型を見出した。また、川崎病の発症に関わることが報告されているIL-2について、炎症もしくはT細胞抑制の視点からその変異体を用いて解析を行った。さらにIL-2の細胞内動態がIL-2作用に与える影響について検討した。

自由記述の分野

小児科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

川崎病患者の免疫グロブリン療法抵抗性に関わる遺伝子多型の報告は多くなく、より詳細な情報の収集が期待されており、その候補遺伝子を見出した。また、川崎病そのもの治療、そして免疫グロブリン療法抵抗性の治療を進めるためにも、関連する遺伝の個々の分子基盤の理解が必要である。川崎病に関連する遺伝子多型として代表であるIL-2作用の分子基盤を解析した。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi