概日リズム遺伝子の自閉スペクトラム症への影響、およびその機序を明らかにするためにTimeless K.O.マウスを用いて行動解析を行った。その結果、社会性の低下等が示唆されASDと合致していた。また、脳の活動性の違いをみた解析では、 Timeless K.O.マウスとWTでは違いが検出され現在投稿準備中である。TimelessがASD、特に社会性の低下に関わっている可能性が示唆され、ASDの発症機序として新しい知見が得られた。 また、ASDを含め発達障害、知的障害患者38例においてエクソーム解析を実施し、12例で診断に至った。GAP43やCACNA1Hは機能解を追加し投稿準備中である。
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