研究実績の概要 |
また,アンケート調査につながる地域の啓蒙活動を継続した.感染症の流行により診療器具の用いることのできない状況下でも応用可能な身体所見やPOCUS(Point Of Care UltraSound)とその循環器領域における応用であるFoCUS(Focused Cardiac UltraSound)の普及,啓発にも努力した.POCUS/FoCUSは感染性心内膜炎の予防が必要な疾患を早期発見するために重要な診療技法である. その成果として,共同研究者と共に,以下の日本心エコー図学会のPOCUSの手引きを出版した.山田博胤, 大原貴裕, 阿部幸雄, 岩野弘幸, 大西哲存, 方波見謙一, 瀧聞浄宏, 多田明良, 谷口隼人, 三原裕嗣, 山本剛, 前田健, 和田靖明. 心臓および肺Point-of-Care超音波検査の実施と活用,教育に関する手引き. 2023年9月 http://www.jse.gr.jp/contents/guideline/data/guideline_lungs.pdf その他次の総説,出版を行い啓蒙活動を行った.1)大原貴裕. 治療法の再整理とアップデートのために 専門家による私の治療 感染性心内膜炎. 日本医事新報 2023(5184):38-39. 2023年9月,2)大原貴裕. 感染性心内膜炎.最新ガイドラインに基づく 循環器疾患 診療指針 2024-’25.安斉俊久編集,総合医学社,pp229-235.ISBN978-4-88378-935-1.2023年12月. また以下の全国学会において身体所見,POCUS/FoCUSの普及についての講演を行った.日本超音波医学会第96回学術集会,第134回日本循環器学会九州地方会/第12回研修医教育セミナー「循環器における理学所見」,第15回日本ポイントオブケア超音波学会学術集会
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