研究実績の概要 |
肺高血圧症症例は狭心症や心不全といった症例に比べると、症例数を集積することが比較的難しいことが、当初より想像されていた。実際最初の2年間は症例を集積することで、終了してしまっていた。本年の目標として本研究の結果を学会発表という形で報告することに定め、鋭意努力した。その結果、症例を集積するのに時間がかかったものの、最終年である本年までに比較的順調に症例の集積と検討を実施することができた。この結果を解析し1) Bleeding event in acute period is major poor prognosis factor for patients with pulmonary arterial hypertension initiating epoprostenol treatment, 2) Relationships between endocrine diseases and high-dose epoprostenol therapy for patients with pulmonary arterial hypertensionの2演題として2023年3月ニューオリンズで開催されたの米国心臓病学会(ACC)ならびに福岡で開催された日本循環器学会総会の両総会にて研究結果を報告することができた。現在、これら結果を踏まえて、論文作成中である。
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