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2022 年度 実施状況報告書

吸入デバイスにおける微生物が示す在宅患者の特徴

研究課題

研究課題/領域番号 20K08550
研究機関帝京大学

研究代表者

前田 直宏  帝京大学, 医療技術学部, 助教 (10805659)

研究分担者 水戸部 優太  国際医療福祉大学, 大学院, 講師 (10772915)
押鐘 浩之  帝京大学, 医療技術学部, 講師 (10727283)
上田 たかね  帝京大学, 医学部, 講師 (80459312)
川崎 茜  帝京大学, 公私立大学の部局等, 助教 (80774033)
長瀬 洋之  帝京大学, 医学部, 教授 (40365945)
槇村 浩一  帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (00266347)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード吸入デバイス / 微生物汚染 / 閉塞性肺疾患 / 在宅患者 / 口腔内細菌叢 / MALDI-TOF/MS
研究実績の概要

これまでに分析した使用後の吸入デバイスの81%に微生物汚染があったことが明らかとなり, 先行研究の結果と一致した.また,マウスピースにみられる汚れやCFUにばらつきがあり, 多様な菌種が同定されたが,血液寒天培地のみでは発育しない菌種もあったと考えられ, その他の非選択培地や真菌の発育が旺盛な培地の検討等, 微生物同定精度の向上が必要となった.そうした検討を踏まえて,呼吸器のクリニック及び訪問看護ステーションを対象にデータ収集を行い,分析を進めている.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

分担研究者の異動に伴う研究体制の再構築と,それに伴う倫理審査に大幅な時間が必要となったため。

今後の研究の推進方策

これまでに回収できた吸入デバイスの検討から,微生物の同定精度を高める必要性があることが確認できたため,チョコレート寒天培地やポテトブドウ糖寒天培地等,培地を増やして解析する.また,口腔内の常在細菌叢との関係をみるため,直接的に口腔と接触する吸入口の外側の他,吸入口の内側をわけて分析を行う.以上の修正点に加えて,現在進めているデータ収集の範囲を拡大し,今年度中に結果をまとめていく.

次年度使用額が生じた理由

研究の進捗が遅れたため。

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公開日: 2023-12-25  

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