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2022 年度 研究成果報告書

腎臓線維化の(プロ)レニン受容体による制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 20K08612
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53040:腎臓内科学関連
研究機関東北大学

研究代表者

廣瀬 卓男  東北大学, 医学系研究科, 助教 (20599302)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード(プロ)レニン受容体 / 線維化 / 腎臓 / レニン・アンジオテンシン系 / 形質転換 / 尿細管障害 / 周皮細胞
研究成果の概要

(プロ)レニン受容体[(P)RR]はレニン・アンジオテンシン系の新規構成因子として同定され、これまでヒトの多く疾患に関与していることが明らかになっている。(P)RRの腎臓線維化における病態生理学的役割を解明するため、ヒト及び動物実験、培養細胞を用いた検討を行った。(P)RRは腎臓線維化において、V-ATPaseの機能に寄与することでフィブロネクチンやコラーゲン等の線維化タンパク質の細胞外への輸送を制御し、腎臓線維化の進行に関与していると考えられた。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究のヒト及び動物実験、培養細胞を用いた検討により、腎臓線維化における(P)RRの病態生理学的役割が明らかとなった。腎臓線維化において、(P)RRは維化タンパク質の細胞外への輸送をV-ATPaseを介して制御していた。これまで(P)RRを標的する薬剤は開発されておらず、本研究成果が腎臓線維化に対する新たな予防・治療戦略の基盤となることが期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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