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2022 年度 研究成果報告書

クロマチン構造解析による新規サルコペニア治療薬の基盤創生

研究課題

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研究課題/領域番号 20K08634
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53040:腎臓内科学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

井上 和則  大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (10631301)

研究分担者 安田 聖一  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (00869927)
島田 果林  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (60814770)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード慢性腎臓病 / ビタミンD / 骨格筋
研究成果の概要

ビタミンD受容体ノックアウトマウス及びコントロールマウスの骨格筋重量を測定し、遅筋(ヒラメ筋)及び速筋(長趾伸筋)共に有意に筋萎縮を呈する週齢を見出し、同時期の骨格筋における遺伝子発現をRNA sequence(RNAseq)により網羅的に解析した。また慢性腎不全モデルである、5/6腎摘マウスを作成し、同様に筋萎縮を呈する週齢の骨格筋における遺伝子発現をRNA sequence(RNAseq)により網羅的に解析した。両RNAseq解析にて得られた発現変動遺伝子のうち共通の遺伝子を候補遺伝子として抽出し、候補遺伝子の発現制御機構について、転写因子を中心に解析を行っている。

自由記述の分野

腎臓病学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高齢化社会を迎え、慢性腎臓病患者も高齢化しており、筋力低下による転倒、骨折が医療的、医療経済的な問題となっている。本研究により慢性腎臓病の進展による骨格筋萎縮の分子機序が明らかとなれば、これまで候補治療薬とされてきた活性型ビタミンDなどと併用もしくはそれらに代わる新規治療薬創生の分子基盤となり得る。

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公開日: 2024-01-30  

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