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2023 年度 研究成果報告書

Ab initio法を活用した造血系腫瘍におけるlncRNAの統合的機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 20K08716
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

森 努  福島県立医科大学, 看護学部, 准教授 (60244373)

研究分担者 合山 進  東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (80431849)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードbioinformatics / long non-coding RNA / hematopoietic tumors / ab initio 遺伝子軌道法
研究成果の概要

lncRNAは、その多様な機能や相互作用に関してまだ未解明の部分があり、特に、造血器腫瘍との関連性を持つlncRNAについて、これまでに十分な研究がなされていない。本研究では、ab initio遺伝子軌道法を用いて、lncRNAの遺伝子ネットワーク構造および機能を解析し、造血器腫瘍に関連するlncRNAを特定した。特定されたlncRNAは、LINC00635、LINC00636、LINC01591の3つであった。これらのlncRNAは、細胞周期、DNA損傷修復、細胞移動および免疫応答に関与しており、造血器腫瘍の進行や治療において重要な役割を果たす可能性がある。

自由記述の分野

Information theory of gene networks

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回の研究で、LINC00635、LINC00636、LINC01591の3つのlncRNAが造血器腫瘍との関連性が強いことが示された。これらlncRNAは、細胞周期、DNA損傷修復、細胞移動および免疫応答に関与しており、造血器腫瘍の進行や治療において重要な役割を果たす可能性がある。今後は、これらのlncRNAの機能を更に詳細に解析し、治療標的としての可能性を探るためのwet実験を進めていく予定である。この研究成果は、lncRNAの機能解析および造血器腫瘍の治療における新たな視点を提供するものであり、今後の研究に大きな貢献をすることが期待される。

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公開日: 2025-01-30  

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