研究課題/領域番号 |
20K08824
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54030:感染症内科学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
永島 裕之 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (90592840)
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研究分担者 |
山本 聡 札幌医科大学, 医学部, 助教 (10588479)
加藤 淳二 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20244345)
白石 宗 札幌医科大学, 医学部, 助教 (70725168)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | Toll like receptor / LPS / Helicobacter pylori / Anti-inflammatory |
研究成果の概要 |
Helicobacter pylori(H. pylori)のLPSの構造に注目し、Toll like receptor 10に認識されることを報告してきた。TLR10はH. pylori感染において胃がん発症、胃炎の程度に影響を及ぼすことを証明した。またその他のTLRと違いTLR10からのシグナルはAnti inflammatoryな反応を示すことを証明した。H. pyloriのLPS以外にもBacteroides属、Akkaremansia属などでも同様の反応を示すことを証明した。
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自由記述の分野 |
自然免疫
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
LPSは菌の種類によって多様な形態をとるが、常在菌におけるLPSに共通の構造がTLR10に認識されている可能性を示唆する結果を得た。これまでの不明とされていたTLR10のリガンドは、実は体内に多量に存在しており、その免疫反応もAnti-inflammatoryな反応が中心であった。学術的な意義としては今後IBSやirAE腸炎などの治療薬の開発につながる可能性を示唆する結果と考えている。
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