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2023 年度 研究成果報告書

宿主免疫機構と細菌叢の作用を連携させた、細菌感染に対する新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K08842
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分54030:感染症内科学関連
研究機関山口大学 (2023)
長崎大学 (2020-2022)

研究代表者

坂本 啓  山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10528300)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード細菌感染 / 敗血症 / 食中毒
研究成果の概要

本研究では、細菌感染症に対する治療の選択肢を増やすべく、細菌感染症の抗菌薬非依存的な治療法の開発を行った。開発にあたり、マウスを使用した動物実験を行い、大腸菌やその近縁であるCitrobacter rodentium、肺炎桿菌、および黄色ブドウ球菌を使用した。
大腸菌やCitrobacter rodentiumは主に経口感染を、肺炎桿菌と黄色ブドウ球菌は経静脈感染を行った。Citrobacter rodentiumのモデルでは、免疫グロブリンの経口投与による治療、黄色ブドウ球菌に対してはインフラマソームを制御する治療法の開発を行った。
また、大腸菌のST131株の生物学的特性について報告した。

自由記述の分野

細菌学

研究成果の学術的意義や社会的意義

抗菌薬に耐性をもつ細菌(薬剤耐性菌)による感染症が世界的に問題になっている。しかし細菌感染症に対する治療法は、抗菌薬に依存する他ないのが現状である。この状況を打開するため、抗菌薬非依存的な細菌感染に対する治療法を開発する必要に迫られている。
本研究はこの問題の解決を目指し、細菌や宿主の生物学的特性を利用した治療法の開発に取り組んだ。

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公開日: 2025-01-30  

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