• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

動脈硬化の発症・進展におけるアポA-Vの役割の解析:遺伝子欠損ウサギを用いた研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K08858
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分54040:代謝および内分泌学関連
研究機関山梨大学

研究代表者

新見 学  山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (80644898)

研究分担者 松久 葉一  佐賀大学, 総合分析実験センター, 助教 (20754253)
チェン ヤジェ  山梨大学, 大学院総合研究部, 特任助教 (90867756)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードアポA-V / リポタンパク / 中性脂肪 / 脂質異常症 / 食後高脂血症 / レムナントリポタンパク / 動脈硬化
研究成果の概要

新規の中性脂肪代謝研究モデル動物である、アポA-V欠損ウサギの作製に成功した。アポA-V欠損ウサギは、血漿中性脂肪および中性脂肪リッチリポ蛋白が上昇した。その上昇は高コレステロール飼料ならびに非絶食で増強されたことから、アポA-Vの異常と食後高脂血症との関連が示唆される。アポA-V欠損ウサギはヒト中性脂肪代謝や食後高脂血症、動脈硬化性疾患などの病態解明に貢献できるものと期待される。

自由記述の分野

リポタンパク代謝

研究成果の学術的意義や社会的意義

心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患は本邦における死亡原因の上位を占める。本研究では心筋梗塞のリスク遺伝子として同定されたアポA-Vに着目し、新規の動物モデルとしてアポA-V欠損ウサギ作製した。アポA-Vの欠損により中性脂肪に富むリポ蛋白の代謝に異常をきたすことを明らかにした。本研究で樹立したアポA-V欠損ウサギの応用により、脂質異常症や動脈硬化性疾患の新たな予防・治療法の開発が期待される。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi