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2023 年度 研究成果報告書

微小環境酸性化がpHセンサー受容体を介して骨代謝と寿命に与える影響

研究課題

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研究課題/領域番号 20K08879
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分54040:代謝および内分泌学関連
研究機関群馬大学

研究代表者

茂木 千尋  群馬大学, 生体調節研究所, 助教 (00375528)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードpH / Gタンパク質共役型受容体 / 骨代謝
研究成果の概要

骨量は骨芽細胞による骨形成と破骨細胞による骨吸収のバランスにより調節される。細胞外のプロトン(H+)を感知するGタンパク質共役型受容体OGR1/GPR68は骨芽細胞と破骨細胞にも発現していることから、骨代謝を調節していると考えられるものの個体レベルで証明されていない。マウスを用いた研究では、アシドーシスがOGR1を介し骨代謝へ与える影響を調べた。魚類のウロコを器官培養系としてウロコの破骨細胞と骨芽細胞が活性化されるかを調べた。魚類からの採血法の確立により実際にサカナの組織および血漿サンプルを用いてステロイドホルモンの測定を行った。

自由記述の分野

骨代謝学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高齢化社会において運動機能障害は現代の日本が抱える大きな問題である。その要因として加齢による骨密度の低下と筋肉の減少(サルコペニア)は解決すべき課題である。による局所的な炎症などを原因とした細胞外酸性化を感知するpH受容体と骨代謝の関係、また加齢により減少する筋肉に関する本研究の成果はこれらの問題の解決方法の基礎的な知見を提供するものである。

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公開日: 2025-01-30  

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