研究成果の概要 |
8週齢のラットを食餌(コントロール食, CD; ウェスタン食, WTD)およびグルコーススハパイク(GS )の有無により4群に 分け,12週間給餌後,GS (-)群に生理食塩水をGS (+)群にブドウ糖 を1日2回,1週間腹腔内投与した.上記の4群において19週齢でVehicleあるいはバロキソロンメチルを2週間経口投与し,20週で検討を行った. WTD群はCD群に比し血管内皮機能についてGS (+)群においてのみ内皮機能の低下を認 めた.この内皮機能低下は, バロキソロンメチル投与群ではWTD-GS (+)群の内皮機能障害を認めず,DHE染色でも蛍光強度の低下を認めた.
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