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2022 年度 研究成果報告書

コレステロールにより制御される長鎖非コードRNAの機能解析とその臨床応用

研究課題

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研究課題/領域番号 20K08904
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分54040:代謝および内分泌学関連
研究機関京都大学

研究代表者

堀江 貴裕  京都大学, 医学研究科, 助教 (20565577)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード非コードRNA / 心血管代謝性疾患 / コレステロール
研究成果の概要

ヒトゲノムの蛋白をコードする領域は2%程度であり、残りの領域からタンパク質をコードしない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)が多く転写されている。短鎖ncRNAの一つであるmicroRNA研究の発展からこれらが生命現象や様々な病態に関与していることが明らかとなってきた。一方、200塩基長以上のncRNAである長鎖ncRNA(long non-coding RNA; lncRNA)に関しては、個々の機能が明らかとされているものはごくわずかである。本研究ではコレステロールに関わるlncRNAに注目して、その機能や役割を明らかにした。

自由記述の分野

循環器内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

超高齢化社会を迎える日本において心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患は重要な疾患であり、新規治療の開発は急務である。動脈硬化性疾患とコレステロール代謝は密接な関係があり、スタチンやPCSK9阻害剤などが開発されその有効性が示されている。本研究ではコレステロール代謝にかかわる新規lncRNAを見出し、その機能を明らかにする。それらを制御することによる新たな治療開発などの臨床応用につなげることを目的とする。本研究は新規治療標的としてのシーズに加え、次世代の研究領域の発展につながる可能性もあり、新規性・独自性に加えて医学・薬学さらには科学の発展への貢献も高いと考える

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公開日: 2024-01-30  

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