超高齢化社会を迎える日本において心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患は重要な疾患であり、新規治療の開発は急務である。動脈硬化性疾患とコレステロール代謝は密接な関係があり、スタチンやPCSK9阻害剤などが開発されその有効性が示されている。本研究ではコレステロール代謝にかかわる新規lncRNAを見出し、その機能を明らかにする。それらを制御することによる新たな治療開発などの臨床応用につなげることを目的とする。本研究は新規治療標的としてのシーズに加え、次世代の研究領域の発展につながる可能性もあり、新規性・独自性に加えて医学・薬学さらには科学の発展への貢献も高いと考える
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