研究課題/領域番号 |
20K08919
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54040:代謝および内分泌学関連
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
椙村 益久 藤田医科大学, 医学部, 教授 (50456670)
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研究分担者 |
藤沢 治樹 藤田医科大学, 医学部, 講師 (50836830)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 自己免疫性下垂体炎 |
研究成果の概要 |
プロテオミクス解析などによって、リンパ球性下垂体前葉炎(LAH)およびACTH単独欠損症(IAD)患者で認められ、健常人では認められない自己抗原候補タンパクを同定した。それらの自己抗原候補についてヒト組換えタンパク質を作成し、患者および健常者血清を一次抗体として、ウェスタンブロット法で抗原抗体反応を解析した。プロテオミクスの結果をウェスタンブロットで確認し、LAH患者およびIAD患者の診断マーカーとなる新規自己抗体を同定した。
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自由記述の分野 |
内分泌学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リンパ球性下垂体炎などの自己免疫性視床下部下垂体炎は診断が難しく、確定診断には侵襲的な生検が必要です。この研究では、非侵襲的な診断マーカーとなる自己抗原候補を同定し、特許申請しました。この成果は、診断の容易化により誤診を減らし、患者の治療精度を向上させることに寄与します。また、学術的な新規性と社会的意義を持ち、将来的な治療法の開発にも繋がる可能性があります。
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