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2020 年度 実施状況報告書

人工腎臓を用いた移植医療の確立に向けて ー虚血再灌流障害における樹状細胞の役割ー

研究課題

研究課題/領域番号 20K08994
研究機関東京医科大学

研究代表者

上野 琢哉  東京医科大学, 医学部, 兼任講師 (00296469)

研究分担者 岩本 整  東京医科大学, 医学部, 准教授 (00338831)
竹内 裕紀  東京医科大学, 医学部, 薬剤部長 (20439912)
高原 史郎  大阪大学, 医学系研究科, 招へい教授 (70179547) [辞退]
池田 寿昭  東京医科大学, 医学部, 教授 (90246182)
尾田 高志  東京医科大学, 医学部, 教授 (90531187)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード人工臓器 / 移植 / 虚血再灌流
研究実績の概要

人工臓器を用いた実験環境の確立に向け、共同研究機関(米国・ボストン)とのテレビ会議を継続中である。
特に虚血再灌流領域に関しては、献腎モデル(脳死ドナーからの臓器提供)において、新たな臓器保存法としての取り組み(人工臓器としてのmachine perfusion)にも挑戦した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

共同研究施設である Brigham and Women's Hospital, Harvard Medical School(米国、ボストン)との成果に関しては、テレビ会議での進捗状況を継続して確認し合えている。またドナープール拡大の為の取り組みとして、本邦での人工臓器(machine perfusion)を用いた献腎臓器を用いた臨床腎移植は順調に症例を重ねている。また生着に関しても、充分な成果を認めている。

今後の研究の推進方策

共同研究施設(Brigham and Women's Hospital, Harvard Medical School)でのイメージングを用いたin vitro モデルでの実験拡充ならびに継続したカンファレンス、更には、アメリカ移植学会(2021/6月)での評議委員会を介しての意見交換を通して、本研究成果の加速を図る。特に人工臓器を用いての樹状細胞へのconditioningは、ドナープール拡大の為の重要な課題である。

次年度使用額が生じた理由

海外渡航への制限による学会参加のオンライン出席をはじめとする、当初予定していた国際学会への参加・報告が出来ず、共同研究施設(米国)との研究も充分実践出来なかったため。

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公開日: 2021-12-27  

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