研究課題/領域番号 |
20K09185
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55040:呼吸器外科学関連
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
猶本 良夫 川崎医科大学, 医学部, 教授 (00237190)
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研究分担者 |
深澤 拓也 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (20379845)
吉田 将和 川崎医科大学, 医学部, 特任研究員 (30868914)
湯川 拓郎 川崎医科大学, 医学部, 講師 (80388975)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 肺癌 / ミッドカイン |
研究成果の概要 |
我々は、癌特異的サイトカインの1種であるミッドカインに対する特異的阻害剤:iMDKを開発し報告している(PLoS One. 8: e71093. 2013)。今回、文科省 創薬等先端技術支援基盤プラットフォーム: BINDSの技術支援下に、このリード化合物の最適化を行なった。東京大学大学化合物ライブラリー内より選定された候補化合物の、in vitroにおける抗腫瘍効果を細胞内ATPの定量によるcell viability assayにて解析した。これらの結果から、扁平上皮癌を含む肺癌細胞に対し、正常肺細胞よりも効果的に増殖を抑制できる新たな化合物の同定に至った。
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自由記述の分野 |
呼吸器外科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界で年間約140万人の肺癌死亡があり40万人が扁平上皮癌であることが報告されている。本研究により、手術不能な肺扁平上皮癌に対する新規分子標的療法を開発することができれば、その学術的意義は大きい。またミッドカインの発現のある癌種、PI3Kが活性化している癌種は多く(Muramatsu T J Biochem. 2002, Oglino S et al. Oncogene. 2014)、本研究成果は他種の癌治療にも応用できることが期待される。
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