研究課題/領域番号 |
20K09268
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
後藤 孝治 大分大学, 医学部, 講師 (10363558)
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研究分担者 |
古賀 寛教 大分大学, 医学部, 助教 (50468013)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | リコモジュリン |
研究実績の概要 |
2020年度は、 ・ラット膜型人工肺モデルを用い、体外循環による各臓器障害と内因性TM発現への影響を調査 ・各臓器におけるTM発現を組織学的に検証、血中、尿中遊離TMの動態を同時に測定し、内皮細胞障害と逸脱TMの関係を調査 ・DIC治療薬であるリコンビナントトロンボモジュリン投与により体外循環によって惹起された炎症が抑えられるのか、内因性TM発現への影響をも踏まえて検討 ・膜型人工肺内の中空糸に付着する血栓、血球を定量化、分析し、rTM投与による影響の違いを調査し、TMの膜効率、膜寿命に対する保護効果を検討 等の予定であったがコロナ禍対応など諸事情により時間を費やすことが困難となった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍対応など諸事情により予定していた研究計画を遂行することができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
引き続きコロナ禍ではあるが、今後は指導の合間を縫って基礎データの収集に努めたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
本年度遂行できなかった研究予算を次年度に繰り越したため使用額が発生。 ラット膜型人工肺モデルのための資材、機材、トロンボモジュリン等の製剤を購入予定、並びに実験機材の運営費用・保守などに充てる予定である。
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