患者生体情報と生命維持装置の作動状況を遠隔監視するシステムを統合し、AI技術により患者の容態緊急度を判断し、介入要請を通報するシステムを開発し、その有効性を検討することを当初の目的とした。しかしながら、緊急度に基づき介入要請を該当医療者に自動通報するシステムを実現することは技術面から難しいことが明らかとなったため断念し、携行する端末上に2つのシステムを表示させることを実現した。生体情報モニタのバイタルサイン情報をもとに緊急度を判定するロジックを作成することができず、医療機器連携システムの緊急度と組み合わせた介入必要度の自動判定システムの開発を実現することができなかった。
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