本研究は集中治療室(ICU)において、早期離床に向けたプロトコールに嚥下訓練を加えた取り組みを行い、早期離床の嚥下機能に及ぼす効果、早期嚥下訓練が嚥下機能・身体活動の転帰改善に及ぼす効果を明らかにすることであった。しかし、研究代表者の転勤や新型コロナウイルス禍による診療の制限により、ICUにおける改訂版早期離床リハプロトコールは定着せず、早期離床リハプロトコール導入前後のICU患者の嚥下機能・身体機能の転帰の調査などを実施することができなかった。結果的に期間全体を通じて研究実施できておらず、成果は全く得られなかった。新型コロナウイルス禍が解消された後、現所属施設で再度取り組むことを考えている。
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