SEEGを用いた頭蓋内脳波記録の結果と心電図変化との相関を明らかにした。また術中頭蓋内脳波所見とHFOの相関を検討し、海馬傍回を介した皮質脳波の、海馬のてんかん原性評価方法の妥当性を示すとともに、HFO解析の妥当性を示した。また術中脳波におけるセボフルラン麻酔薬の影響について明らかにした。さらに脳波解析方法に機械学習の導入を検討しており、外傷患者を用いて機械学習による診断アルゴリズムを作成した。3年間の研究機関では、てんかんと心電図変化については、発作予知への応用や心電図異常への影響などを示せた。
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