研究課題
基盤研究(C)
脳腫瘍マウスモデルに対するウイルス療法において、CSF-1受容体阻害薬を併用することによって、ミクログリアの動態に変化が生じること、腫瘍微小環境における遺伝子発現プロファイルに変化を与えること、ウイルスー腫瘍間の力学動態に影響を与えること、治療効果の増強作用があることがわかった。ウイルス療法における治療効果のさらなる向上に向けた基礎データを蓄積することができた。
ウイルス療法
ウイルス療法における治療抵抗性機序が解明されることで、2021年に実用化され、今後さらなる発展が予想される悪性脳腫瘍に対するウイルス療法において、その治療効果を格段に向上させる可能性があるという点で学術的・社会的意義がある。