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2022 年度 研究成果報告書

内向き整流Kチャネルを基軸としたグリオーマ浸潤メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 20K09400
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56010:脳神経外科学関連
研究機関関西医科大学

研究代表者

吉村 晋一  関西医科大学, 医学部, 准教授 (60298891)

研究分担者 林 美樹夫  関西医科大学, 医学部, 講師 (10368251)
岩田 亮一  関西医科大学, 医学部, 非常勤講師 (60580446)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードグリオーマ / がん幹細胞 / イオンチャネル
研究成果の概要

グリオーマは強い浸潤能があるため、腫瘍細胞は脳の正常部位に深く染み渡り、外科手術では摘出できない。がん幹細胞をターゲットとした治療法は有効であると考えられるが、特異性の高いバイオマーカーや浸潤にかかわる原因遺伝子は不明のままである。本研究では、RNAシーケンス解析と免疫組織化学法により、KCNJ分子の発現を明らかにした。以上の成果は、KCNJがグリオーマのバイオマーカーに応用できる可能性を示唆する。

自由記述の分野

脳神経外科

研究成果の学術的意義や社会的意義

グリオーマの予後はここ数十年目立った生存期間の延長効果がある治療法が開発されておらず、根治療法の確立にはさらなる病態解明が必要である。最近、がんの発生の原因として、がん幹細胞の存在が注目されている。本研究は、がん幹細胞が発現するイオンチャネル分子を明らかにした。これらの分子はグリオーマの診断に応用できる可能性がある。

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公開日: 2024-01-30  

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