• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

新規シート状半月板scaffoldの開発と臨床応用に向けた検討

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K09418
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関大阪医科薬科大学

研究代表者

大槻 周平  大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (20589840)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード半月板 / シート / 再生基材
研究成果の概要

我々はポリグリコール酸(PGA)とポリL乳酸-カプロラクトン共重合体(P(LA/CL))からなる2層性新規半月板シートscaffold(Meniscus Sheet Scaffold; MSS)を開発した。本研究では開発したシートを用いて半月板ラッピング治療を行い、その効果を検討した。結果として、MSSを用いた半月板ラッピング治療は、劣悪な半月板損傷の環境を改善することで、損傷部への細胞取り込みと増殖を促進し、早期から半月板治癒の促進効果が明らかとなり、半月板の良好な組織学的修復と相対する軟骨の変性進行抑制に有用な可能性が示唆された。

自由記述の分野

再生医療

研究成果の学術的意義や社会的意義

縫合困難な半月板損傷に対する治療は部分切除が主に行われるが、切除後の変形性膝関節症増悪が問題である。ポリグリコール酸(PGA)とポリL乳酸-カプロラクトン共重合体(P(LA/CL))からなる2層性新規半月板シートを用いた半月板ラッピング治療は、劣悪な半月板損傷の環境を改善することで、損傷部への細胞取り込みと増殖を促進し、早期から半月板治癒の促進効果が明らかとなり、半月板の良好な組織学的修復と相対する軟骨の変性進行抑制に有用な可能性が示唆された。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi