研究課題/領域番号 |
20K09427
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
山口 智志 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 准教授 (30596953)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 人工足関節 / 動態解析 |
研究実績の概要 |
これまでに、X線透視画像取得から画像位置合わせ、後足部関節の3次元動態データの出力までの一連の解析システムを確立した。また、健常者のX線透視画像データ11名を取得し、9名の解析を終えた。これらの結果を、第45回日本足の外科学会学術集会で発表した。今後は、健常者の後足部関節動態の解析を終えるとともに、人工足関節置換術後患者のデータ取得を開始する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
これまでに、X線透視画像取得から画像位置合わせ、後足部関節の3次元動態データの出力までの一連の解析システムを確立した。また、健常者のX線透視画像データ11名を取得し、9名の解析を終えた。これらの結果を、第45回日本足の外科学会学術集会で発表した。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は、健常者の後足部関節動態の解析を終える予定である。また、人工足関節置換術後患者のデータ取得を開始する。現在、高齢の患者でも安全にX線透視画像を取得するための防護柵を作成中である。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナウイルス感染拡大の影響で、学会参加および研究打ち合わせのための出張を行うことができなかったため、旅費が大幅に少額となった。物品費としては、X線撮影用の台が完成に至らず、予定された費用を使用できなかった。来年度以降に使用する予定である。
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