研究課題/領域番号 |
20K09439
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
石元 優々 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (20508030)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | MRI / 腰部脊柱管狭窄症 / ロコモティブシンドローム / AI |
研究実績の概要 |
申請者は2017-18年とイギリスのサザンプトン大学に留学し疫学研究を行った。また同留学中にオクスフォード大学のFairbank教授らが主催する自動MRI読み取り装置であるSpineNetを用いた研究についてコラボレーションにを行うことになった。 この結果、申請者の読影を機械に読み込ませ学習させることで、申請者の読影方法とほぼ同一の読影ができることを確かめた。(Yuyu Ishimoto etal. Could automated machine-learned MRI grading aid epidemiological studies of lumbar spinal stenosis? Validation within the Wakayama spine study BMC Musculoskeletal Disorder 2020) そして2022年、本コホートstudyの10年目の追跡調査を完了することができた。 また今後は腰部脊柱管狭窄のみならず、椎間板変性や終板変化といった他の変性因子についてもAI読影にてフォローしていくことをmeetingで話し合っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
上記に示した論文のごとく申請者の読影方法をAIに学習させ、そのAIの読影が申請者と遜色ないことを示した。コロナ下の中渡英することが出来ずこちらのデータを持ちだすことが出来なかったが、今年になり海外学会にも参加できるようになり、そこでFairbank教授らとmeetingが可能になった。今年以降に渡英することも考慮している。
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今後の研究の推進方策 |
AIに腰部脊柱管狭窄のみならず、椎間板変性・終板変化・骨折・すべりについても人間お読み方を学習させ、かつAIと人間の一致率を確認する。この信頼度が高いものであればわれわれのMRIの10年追跡データをAIに読影させることで脊椎変性疾患の追跡調査を行う予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
成果発表のための出張費のため
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