研究課題/領域番号 |
20K09450
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
本郷 道生 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (50375250)
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研究分担者 |
宮腰 尚久 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (90302273)
粕川 雄司 秋田大学, 医学部附属病院, 准教授 (60375285)
石川 慶紀 秋田大学, 医学部附属病院, 助教 (00566151)
土江 博幸 秋田大学, 医学部附属病院, 助教 (80513019)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 骨粗鬆症 / 慢性腎臓病 / 薬物治療 |
研究成果の概要 |
最初の研究では,StageIVの慢性腎臓病(CKD)モデルラットにおいて骨密度,骨強度,骨微細構造および腎障害の経時的変化を検討した.ラットを用いてCKDモデルを作成し,経時的変化を様々な手法で観察した.その結果,CKD stageIVでは,骨密度と海綿骨および皮質骨の骨強度低下が持続し,海綿骨の骨微細構造は不変だったが皮質骨面積と皮質骨幅が低下した.次の研究では,CKDモデルラットで,エテルカルセチド(EC)とテリパラチド(TPTD)との骨への併用効果を検討した.その結果,CKDモデルラットで,ECとTPTDの併用は,血清Caを低下させ,骨密度と骨強度を増加させることが明らかになった.
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自由記述の分野 |
骨粗鬆症
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,慢性腎臓病における骨代謝の詳細が明らかになり,さらに薬物治療効果について明らかにすることができた.この結果は骨粗鬆症を伴う慢性腎臓病患者の治療法の発展に寄与するものと考えられる.
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