研究課題
変形性膝関節症についての臨床データベースの構築まず、自施設での臨床データベースの構築を行った。変形性膝関節症の術前と術後スコアで1000例を越えるデータをエクセルで作成した。内容は、匿名化ID、年齢、性別、BMI、診断、手術内容、手術日、可動域、レントゲン重症度分類、大腿脛骨角、Knee Society Score 2011、UCLA activity Score、KOOS、Forgotten Joint Score-12、をそれぞれ術前と術後1年、術後2年の3ポイントである。九州大学、日本大学、東京大学、順天堂大学の研究者と連絡をとりあって、採取すべきデータ内容のすりあわせを行った。それぞれの施設でデータベースを作成してもらっている。また、データベースのアップロード先として、UMINを用いるように準備を行った。多施設間でのデータベース結合についての会議の開催一方、新型コロナ感染症拡大の影響により、各施設の担当者が集まってのミーティングはひらけていない。リモートで連携をとりながら、各施設でのデータベース構築を行った。
2: おおむね順調に進展している
全体会議は開かなかったが、リモートでの連携により、データ集積が進んでいるため
データベースの構築を各施設で続け、今年度はミーティングを開いて、問題点を討議する。利用方法のルール作りを行う。それぞれでデータの蓄積をすすめ、質の高いデータベースとする
新型コロナ感染症の拡大により、出席予定の学会が中止またはWEB開催となったため、旅費が大幅に少なくなった。また、同じ理由により、会合が開かれずに、会合開催のための費用が無くなった。院内感染防止の観点から、外部からの雇用も控えたため、謝金が発生しなかった。
すべて 2021 2020
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件)
The Journal of Arthroplasty
巻: - ページ: -
10.1016/j.arth.2021.03.028
The Knee
巻: 29 ページ: 441~447
10.1016/j.knee.2021.02.031
Orthopedic Research and Reviews
巻: Volume 12 ページ: 133~137
10.2147/ORR.S271253