研究課題/領域番号 |
20K09529
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
小川 総一郎 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (50554200)
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研究分担者 |
佐藤 雄一 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (00706848)
秦 淳也 福島県立医科大学, 医学部, 助教 (00769606)
錫谷 達夫 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (40196895)
胡口 智之 福島県立医科大学, 医学部, 助教 (40791950)
小島 祥敬 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (60305539)
赤井畑 秀則 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (70644178)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 精子形成障害 / CMV |
研究実績の概要 |
初年度は主に、先天性CMV感染による無精子症モデル動物作成を行なった。マウスCMVをBalb/3T3細胞上で増殖させ、上清をウイルス液として回収して濃度を調整した。調整したウイルス液を、生後24時間以内のマウス腹腔内に投与した。投与8週間後に精巣を摘出し、組織学的評価を行なった。その結果、一部に精子形成障害を認めたが、無精子症モデルマウスとして適切な組織学的変化をきたす結果は得られなかった。現在、濃度の再調整及び投与経路、タイミングなどの条件を再調整し、適切なモデルマウス作成を継続中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
先天性CMV感染による無精子症モデルマウスの作成を行なっているが、モデルとして十分な精巣の組織学的変化を有するモデルマウス作成には至っていないため。
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今後の研究の推進方策 |
適切な無精子症モデルマウス作成のため、CMVウイルス液の濃度調整、投与条件を再検討し、モデルマウス作成を継続する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
当該年度は主にモデルマウス作成に費用を費やしたため、発現機能解析まで至らなかった。そのために今回の残額が生じた。残額は、次年度の試薬購入費に使用する予定である。
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