研究課題
三年目も、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、本学附属病院においては、男性不妊症に対する手術の実施制限や延期が続いた。したがって、手術を受ける患者さんからの臍帯提供の機会が減少した。そこで、2年目に引き続き、保管済みの保存臍帯中のCMV感染の有無を解析すべく、条件設定を変えながら試みたが、nested PCR、RT-PCRによる解析では、CMV-DNAは検出されなかった。また、精巣の免疫組織化学染色において、Immediate early、UL135の染色を確認できなかった。なお、最終年度もモデル動物の確立には至らなかった。