• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 実施状況報告書

リキッドバイオプシーを用いた卵巣チョコレート嚢胞癌化に対する早期診断法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K09612
研究機関日本医科大学

研究代表者

米山 剛一  日本医科大学, 医学部, 非常勤講師 (90220772)

研究分担者 新村 裕樹  日本医科大学, 医学部, 助教 (40740527)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードリキッドバイオプシー / 卵巣チョコレート嚢胞 / 卵巣チョコレート嚢胞癌化 / 腫瘍由来DNA / マイクロRNA
研究実績の概要

本年度は、サンプルの集積に重点を置いた。
基本的には、卵巣チョコレート嚢胞症例と卵巣チョコレート嚢胞悪性化症例の血液サンプルを集積した。
採取可能であった症例数は、全体で15症例であった。
15症例のなかで良性の卵巣チョコレート嚢胞症例が13例、卵巣チョコレート嚢胞悪性化症例が2例であった。
これらの、症例の血液から血漿を分離し、保存した。
ここまでが、本年度に行った研究実績の概要である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究期間がコロナ禍と重なったこと、並びに、研究参加の各病院において各々の倫理委員会に諮る必要があったことで実質的な症例のリクルートが本年度からになっとことで研究の進捗は遅れている。

今後の研究の推進方策

本年度、集積できた15症例のなかで良性の卵巣チョコレート嚢胞症例が13例の血漿、卵巣チョコレート嚢胞悪性化症例が2例の血漿からCtDNA(腫瘍由来のDNA断片)およびマイクロRNAを分離し、両者で異なるプロファイルを呈するものを同定する予定である。それらの結果を利用し、リキッドバイオプシーによる鑑別のシステムを構築する。

次年度使用額が生じた理由

本年度は、対象症例の集積に時間を要し、実際のcTDNA、マイクロRNAの検索まで進まなかったために次年度使用額が生じた。

URL: 

公開日: 2023-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi