研究課題
癌治療(化学療法、ホルモン療法)の妊孕性に与える影響について全国の乳癌治療施設、生殖医療施設にアンケート調査を行い集計した結果を論文として報告した。乳癌治療施設は312施設から回答あり(回収率31.5%)、生殖医療施設は542施設回答があった(回収率50.9%)。JOGR誌に小委員会報告としてのinvited articleとして掲載された。(Yamazaki R etal. Nationwide survey of Japanese breast oncology and reproductive endocrinology departments about the impact of breast cancer treatment on ertility. J Obstet Gynaecol Res. 2020 Oct 15. doi:10.1111/jog.14469.)また、施設を絞って(乳癌治療施設6施設、生殖医療施設8施設)、後方視的に乳癌治療別に妊娠へ与える影響について詳細に調査した。乳癌治療施設では、113症例の乳癌治療後症例について、乳癌治療の詳細内容、妊娠有無、妊娠方法について解析した。生殖医療施設については、乳癌治療後不妊治療症例138症例について、乳癌治療内容と詳細な不妊治療内容と妊娠有無について調査した。調査結果は集計し、SPSSにて統計処理を行い、乳癌治療内容、年齢、不妊治療内容などの妊娠へ影響する因子について検討した。結果については、2021年4月産婦人科学会に報告し、JOGR誌に掲載された。Case-based survey: The impact of breast-cancer treatment on fertility in Japan.J Obstet Gynaecol Res. (December 7 2021.)
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J Obstet Gynaecol Res
巻: 48 ページ: 553-562
10.1111/jog.15132.