研究課題
進行再発子宮体癌におけるRadiogenomicsの確立と臨床応用に向け、研究実施計画に沿って以下の実験ならびに画像解析を行った。令和2年度の研究実施計画、”Radiogenomicsの再現性と信頼性を検証し手技を確立する”において、PET装置を用いた分子イメージ技術が、子宮体癌を含む婦人科癌の病期診断において有用であることを証明し、論文発表を行った (Cancer Imaging. 2020 Oct 22;20(1):75. EJNMMI Res. 2020 Oct 2;10(1):117. Diagnostics (Basel). 2021 Jan 29;11(2):202. Sci Rep. 2020 Aug 17;10(1):13878.)。令和3年度は、”転移再発モデルにおけるRadiogenomicsの有用性をin vitro・in vivoで証明する”において、PET装置を用いた分子イメージ技術が、子宮体癌の予後を予測するバイオマーカーとなりうることを証明し、論文発表を行った(J Nucl Med. 2021 May 10;62(5):636-642.)。また、子宮体癌におけるRadiogenomics解析の有用性を、患者の組織検体を用いた免疫組織化学染色ならびにウエスタンブロッティングなどの基礎実験を行うことによってその裏付けに成功した。令和4年度は、”転移再発を予測し、かつ予防的治療の効果を確立するための、Radiogenomicsにもとづいた治療戦略を樹立する”において、画像解析に関するこれまでの成果と現状を論文発表で報告した(Sci Rep. 2023 Nov 1;13(1):18864. J Ovarian Res. 2023 Aug 28;16(1):179.)。現在はこれらの結果をまとめたものを論文作成中である。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件)
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