研究課題
大阪大学病院眼科に受診するぶどう膜炎患者と全臨床データを研究に用いることの出来るよう、自動患者抽出方法を探索している。患者データの収集については、現在データを抽出し、ぶどう膜炎患者のデータとして、約300例の病名・治療方法・眼科検査項目を抽出している。また眼内液採取し、検査を行った症例が蓄積され、現在約500例の眼内液のDNAを保存している。硝子体液については、採取後すぐに遠心分離し、細胞成分と液性成分に分離する。その後、液性成分は急速冷凍し、解析まで-150度にて保存する。硝子体液は100例のサンプルを採取し、冷凍保存を行い、今年度にオミックス解析(マイクバイオームを含む)を施行予定である。
2: おおむね順調に進展している
患者データの抽出が進行し、登録データ数を確保出来ている。またオミックス解析に必要なサンプル数(前房水・硝子体液)も確保し、解析を行う予定である。
硝子体液サンプルの解析を優先的に行い、特にサルコイドーシスにおける特徴的なタンパクを探索する。また同時にマイクロバイオーム解析を行い、硝子体液中に含まれる疾患毎の細菌叢を探索する予定である。
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